Novel

やったらめったらこうなっちゃったナディア

その3 謎の挑戦者・グリーンノア

桃野まりな

ガーゴイルとネオアトランの反乱者ゴブリンとの通信回線

ゴブリン:ガーゴイル。私はついに、宇宙最強の怪獣グリーンノアを手に入れることができた。もはや、君は私に指一本触れることはできまい。私をこの辺境へと左遷した報いだよ。

ガーゴイル:ふん戯けが、そのような化け物、私には何の興味もない。もっと他に武器はないのかね?

ゴブリン:グリーンノアの価値が分からないとは…。全くネオ…アトランティスの総統としては失格だな。

ガーゴイル:ふん、対したことない代物だよ。

ゴブリン:グリーンノアの破壊力を試してみるがよいガーゴイル!!!

ズドーン!!!!

アトラン兵:ガーゴイル様、ご報告いたします。ガーフィッシュ艦隊全滅しました…

ゴブリン:すばらしい。この破壊力があれば、世界は私のものだ!!!

ガーゴイル:つまらん男だ。そのような化け物がいたところで、指導者がしっかりしていなければ国は成り立たないのだよ。あのネモのようにね。

ゴブリン:では、君には指導者の資質があるというのかな?

ガーゴイル:指導者というもの常に冷静沈着でいることが重要だ。そこでだ、どちらがポーカーフェイスでいられるか試してみようではないかね?

ゴブリン:望むところだ!ガーゴイル

ガーゴイル:では、始めるとしよう。君、合図を頼む。

女性秘書:かしこ参りました

女性秘書(マリー):にらめっこしましょ、アップップ

ガーゴイル&ゴブリン:ぶはははは!!!!