第７回　「バベルの塔」

あらすじ

謎の組織は，「ネオ・アトランティス」といい，総統ガーゴイルは，ナディアやナディアの父のことを知っていた．島では，バベルの塔が完成し，洋上の小さな島を完全に消滅させてしまった．

コメント

バベルの塔の発射実験のような緊迫した状況は，なかなか最近のアニメでも描かれることは少ないのではないだろうか．そんな緊迫した状況下でもヘアスタイルを気にするサンソンはきわめてグーである．

お茶目なガー様

ナディアに対して非情な振る舞いをするガー様．今回２回目にしてかなりお茶目な行動をとります．なんと，空中庭園でマリーと一緒に遊んでいるではないですか！え？遊んでない？そんなことはありません．あんな非情なガー様にぴったりくっついているマリーとキング．おそらくガー様はマリーとキングにかなりフレンドリーに接していたと思われます．そんなガー様，ナディアたちが硬化テクタイトにぶつかるシーンではちょっとサディストっぽい一面も！

それにしてもガー様．ナディアに無視されながらも「すばらしい」を連呼してバベルの塔を見つめているお姿はかなりお茶目

お茶目度：５ガー

スタッフ

• 脚本：大川久男
• 演出：佐々木裕之
• 絵コンテ：垂永士
• 作画監督：川名久美子
• 原画：今掛勇，菊池康仁，黒田和也，岡田稔，渡部明，岩崎良明，中山岳洋

バックグラウンド

バベルの塔

バベルはヘブライ語でのバビロンの呼び名．人類の罪の増大に対する神の対応を語る旧約聖書《創世記》11章の物語に利用した。物語によると，人類はその名声を高めようとして，町と，天に達する塔を共同作業により鮭瓦で作ったが，神はこれを人間の自己神化の試みとみて，以後作業のできないように言語を〈乱した〉という．（出典：世界大百科事典）

ソドムとゴモラ

旧約聖書に記された伝説の町．ヨルダンの低地にあったが，その罪悪のために天から降る硫黄と火とで焼き滅ぼされたという(《創世記》19)．旧・新約聖書においてゴモラ Gomorrah と組み合わせられて，罪悪と神の処罰の見本としてしばしば引合 いに出される．（出典：世界大百科事典）

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